2021年12月にオープンしたマラケシュの新しい商業センター「Mアヴェニュー」*内にあるメイデンは、3,000m²の文化施設です。モロッコ初となる400席の劇場を備え、多彩なエンターテインメントや文化イベントを開催できるよう設計されています。センターには、マラケシュとその地域の魅力を紹介する、まばゆいバーチャルリアリティ・ショーの常設展(ル・パルクール)もあります。「ル・パルクール」は、かつてのマラケシュと、活気ある観光の拠点となった今日のマラケシュを発見したい方のための、5つのステージからなる旅です。
「私はマラケシュ」と題されたバーチャルリアリティ体験の最初のステージは、何百人もの地元住民の証言で構成されています。さまざまな背景を持つ参加者一人ひとりが、魅力的な映像と音声のやりとりの中で、自分の日常を語り、明日のマラケシュへの展望を描きます。
「風景と路地」と呼ばれる2つ目のステージ(空間)は、歩く人を典型的なデルブへと導きます。手描きの26枚のパネルからなるフレスコ画で飾られた、細く曲がりくねった路地です。
3つ目の空間「驚異の間」は、最も壮大です。ここで体験は目もくらむようなものとなり、視覚効果とサウンドトラックが感覚を揺さぶって、誰もが回転し、飛び、メディナの路地だけでなくアトラス山脈の上空までも旅することになります。心躍る旅の終わりには、最後の飛行で、モロッコの海岸に打ち寄せる波の中へと飛び込みます。その前に、旅は緑豊かな庭園、迷路のような路地、典型的なリヤドのパティオ、そしてゲリーズの近代的な通りを巡ります。「驚異の間」の旅は、まさにまばゆい体験です。
「宝島」と題された4つ目の空間には、マラケシュ市民の日常生活を表す300点以上の品々が展示されています。偶然に選ばれたものはひとつもなく、それぞれが、古都のにぎやかな通りと静かな路地に暮らし、行き交う人々の人生にまつわる物語を語っています。
メイデンの旅の最後の空間は、写真展の形をとっています。「黄土色の街」での時を超えた旅を、参加者一人ひとりの心に刻むための写真集です。
*Mアヴェニューは、マラケシュの最新の「ライフスタイル・デスティネーション」で、あらゆる好みに応える小売店やグルメブランドが揃うオープンエアのショッピングモールです。演劇、ダンス、歌を通じて子どもと大人の芸術的な成長を促す「Mアート・スタジオ」もあります。