今月のイベントは、6月28日から7月2日まで開催される第7回国際ユーモア・フェスティバル「マラケシュ・デュ・リール」で幕を開けます。フランス語圏の観客向けですが、国内外で名高いコメディアンが出演し、司会はイベントの創設者であるフランス系モロッコ人の俳優・コメディアン、ジャメル・ドゥブーズ(映画『アメリ』の出演者のひとり)が務めます。マラケシュ・デュ・リールはエル・バディ宮殿で開催され、その他の催しはテアトル・ロワイヤルとフランス文化センターで行われます。
6月中旬(日程は未確定)には、セフル(マラケシュよりもフェスに近い村)で、地域の農業と文化の遺産を祝う3日間のさくらんぼ祭りが開かれます。このイベントでは、楽隊や大道芸人、色鮮やかな山車が登場するパレードを伴う「さくらんぼの女王」コンテストのほか、さくらんぼはもちろん、さまざまな地元の産品を売る市場も開かれます。マラケシュとフェスは便利でお手頃な鉄道で結ばれており、モロッコの田園地帯や砂漠の風景を抜ける旅そのものだけでも、出かける価値があります。
2017年6月のその他のイベント
マラケシュの民衆芸術フェスティバルも6月に予定されています(日程は未確定)。1960年に国王ムハンマド5世が始めたこの祭りは、モロッコで最も古い祭りのひとつで、特に歌と踊りを通じてモロッコ文化の大切さを伝えるために開催されます。軍の演技や、多くの国からの音楽アーティストのゲスト出演もあります。
6月29日から7月2日まで、エッサウィラでは第20回グナワ&ワールド・ミュージック・フェスティバルが開催されます。地元の「グナワ」のリズムに加えて、現代音楽や伝統音楽、ロック、ポップ、ジャズなど、多彩なジャンルの音楽が披露されます。演劇や大道芸も行われ、活気ある市場も立ちます。マラケシュから豪華バスでわずか3時間。このフェスティバル(そしてエッサウィラそのもの)は、マラケシュでの休暇に加える価値が十分にあります。
2017年6月のその他のおすすめの過ごし方
伝統的なモロッコ芸術の傑作が見られるカスバの「サアード朝の墳墓群」は、街の数々の優れた博物館や庭園と同様、マラケシュのメディナの喧騒と心地よい対照をなします。あるいは、アトラス山脈へのエクスカーションに出かけて、険しい崖を110m流れ落ちる有名なウズードの滝を見るのもおすすめです。古い水車小屋がある洞窟を訪ねたり、滝に沿って峡谷へと下る絵のように美しい小道沿いのレストランで伝統料理を味わったりすることもできます。